Youtubeには日々、さまざまなジャンルの動画がアップロードされています。
その中から興味のある動画を視聴していると思いますが、自分が視聴した動画が他の人に知られていると考えたことはありませんか?
そこで今回は、Youtubeでは誰が動画を見たか分かる足跡機能や再生履歴のバレ方、視聴者が見た動画の情報などについてまとめていきます。
Youtubeに足跡機能はある?
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2023年12月時点では、Youtubeにおいて足跡機能は存在していません。
また、一般的なソーシャルメディアプラットフォームで見られるような、他のユーザーがあなたのプロフィールを訪れた際に通知が届くような機能もありません。
そして、クリエイターと視聴者共に、他のユーザーの閲覧履歴を直接確認することもできません。
Youtube側で再生履歴が保存されている
ただし、YouTubeは再生履歴や検索履歴を保存しています。
これにより、ログインしたアカウントを使用してYouTubeを利用する場合、過去の視聴履歴や検索履歴がそのアカウントに関連づけられます。
そのため、関連付けられたアカウントでも、Youtubeホームに表示されるオススメ動画などは、同じものが表示されます。
Youtube側によって収集されている、視聴者の情報は下記のとおりです。
再生履歴
YouTubeは各ユーザーアカウントごとに再生履歴を保存しています。
ユーザーが動画を視聴すると、その動画が再生履歴に追加されます。
この履歴はユーザー自身がアカウントにログインしている場合に関連づけられ、過去の視聴履歴を振り返ることができます。
検索履歴
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YouTubeでは検索履歴も保存されます。
視聴者がYouTube内で行った検索は、アカウントに関連づけられ、今後の検索の参考になります。
この履歴はユーザー自身がアカウントにログインしている場合に関連づけられ、再生履歴と同様、過去の視聴履歴を振り返ることができます。
推奨動画
YouTubeは視聴履歴や検索履歴、さらには他のユーザーの嗜好に基づいて、ユーザーに対して推奨動画を提供します。
これは上記の保存されている情報によって、表示されるシステムになっています。
広告
Youtubeでは再生した動画と同時に、動画再生される前や後に流れる広告の情報も保存されます。
再生履歴と同じページで確認することができます。
再生履歴を保存したくない場合
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YouTubeの再生履歴は個人の視聴や興味を示すものであり、プライバシーを重視するユーザーにとっては重要な情報です。
以下は再生履歴を保存しない方法です。
視聴履歴の自動削除設定
YouTubeでは、アカウントの視聴履歴を自動的に削除する設定があります。
再生履歴のページから「履歴の自動削除」を有効にし、削除の頻度を選択することで、定期的に視聴履歴をクリアできます。
30日ごとに、自動的に削除されるように設定することが可能です。
特定の動画の削除
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自動に削除、すべて削除ではなく、個別に動画を削除したい場合は再生履歴から直接削除することができます。
これにより、特定のコンテンツが再生履歴に残らないようになります。
共有設定の確認
アカウントのプライバシー設定で、視聴履歴を他のユーザーと共有する設定を管理できます。
注意深く設定を確認し、必要に応じて非公開にするか、家族や特定の友達とのみ共有するように設定しましょう。
匿名モードの効果
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YouTubeの匿名モードは、ユーザーが一時的に視聴履歴や検索履歴の記録を停止し、匿名の状態でコンテンツを閲覧できる機能です。
一般的には「シークレットモード」と言われており、Youtubeのアプリではマイページから、パソコンの場合はGoogleの「新しいシークレットウィンドウ」で有効にできます。
効果的なプライバシー保護
匿名モードを有効にすることで、そのセッション中に視聴した動画が視聴履歴に残りません。
また、アカウントに関連づけられないため、プライバシーが確保されます。
これにより、他のユーザーや同じアカウントを共有している家族などから視聴履歴が見られる心配が軽減されます。
検索のパーソナライズの制限
匿名モードでは、再生履歴と同様に検索履歴が保存されません。
そのモードの間は、YouTubeはそのセッション中の検索に基づき、カスタマイズされたおすすめのコンテンツも表示されません。
検索結果や推奨動画が一般的なものに制限され、パーソナライズされた動画が視聴できなくなるのがデメリットです。
一時的な効果
匿名モードは一時的なものであり、モードが終了すると再び視聴履歴や検索履歴が保存されるため、完全な匿名性ではありません。
長期的なプライバシー保護が必要な場合は、視聴履歴の自動削除機能など他の手段も検討する必要があります。
YouTubeの視聴履歴とYoutubeスタジオのリサーチ機能
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YouTubeでは視聴者の活動が視聴履歴として記録され、同時にクリエイターはYouTubeスタジオのリサーチ機能を使用して視聴者の動向を分析できます。
これは視聴履歴が明確に判明する訳ではありません。
YouTubeスタジオのリサーチ機能の役割
YouTubeスタジオはクリエイターにとって貴重なツールであり、リサーチ機能を使用することで視聴者の嗜好や傾向を把握できます。
リサーチ機能には視聴者データの詳細な分析や、動画のパフォーマンスの洞察が含まれます。
視聴者データの分析
YouTubeスタジオのリサーチ機能を用いて、クリエイターは視聴者の属性や地域、視聴デバイスなどのデータを分析できます。
これにより、特定のターゲット層に対して適切なコンテンツを制作するための戦略を構築できます。
動画のインサイトとトレンドの把握
リサーチ機能を利用することで、クリエイターは自身の動画のパフォーマンスを理解し、視聴者が最も興味を持っているトピックやテーマを把握できます。
これにより、今後のコンテンツ制作においてより効果的なアプローチを選択できます。
まとめ
今回はYoutubeの足跡機能があるか、視聴履歴がバレるか、Youtubeスタジオで視聴者のリサーチができるなどをまとめてきました。
足跡機能はなく、基本的に再生履歴や検索履歴は、他の視聴者に広まることはありません。
また、クリエイターはYoutubeスタジオのリサーチ機能を活用して、視聴者の視聴に基づいたデータを把握することができます。
ぜひ視聴者、クリエイター同様に参考にしてみてください。
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