Youtube上にある動画はWebサイトやブログに埋め込むことで、閲覧してしているユーザーに、わかりやすく情報を提供することができます。
埋め込み用のコードを取得すれば、簡単に埋め込むことが可能です。
今回はそんなYoutubeの埋め込み方の基本やスマホでのやり方、埋め込みのメリットなどを紹介していきます。
Youtube動画の埋め込みの基本や仕組み
「Youtube動画を埋め込む」と聞いて、よくわからない方もいるかと思います。
まず、Youtube動画を埋め込むというのは、YouTube上にアップロードされた動画を、他のウェブサイトやブログなどのウェブページに貼り付けて表示させることを指します。
具体的には、YouTubeが提供する埋め込みコードを使用して、外部のウェブページにYouTube動画プレーヤーを組み込む作業です。
この埋め込みを使うと、Youtubeに移動しなくてもそのウェブサイトやブログ上で、動画を視聴することが可能です。
Youtube動画を埋め込むことで、文章だけでは伝えるのが難しい部分も、Youtubeの動画で視覚的な情報を提供したり、説明を補完したりすることもできます。
埋め込みコードって？
Youtube動画の埋め込みには、コードが絶対必要になります。
埋め込みコードは、埋め込みたい動画のURL、動画の幅や高さが組み込まれています。
<iframeという部分は、埋め込みコードの中心になっており、外部ウェブページやコンテンツを現在のページに埋め込むためには必ず必要です。
この<iframeが無いと、コードを入力しても動画は表示されず、上記の画像のような文字の羅列だけとなってしまいます。
YouTube 埋め込みのメリットとは?
Youtube動画の埋め込みには、いくつかのメリットがあります。
簡単な操作
YouTubeの動画を埋め込む作業はシンプルで簡単です。
コードを作成する場合は知識などがある程度必要となってきますが、特別なスキルなどは必要なく、手順を覚えれば誰でもメディアに埋め込むことができます。
ウェブサイトやブログでコンテンツを拡充
YouTubeの動画を埋め込むことで、ウェブサイトやブログのコンテンツを多様化することができます。
文章だけでは質素で一定の視聴者にしか見られないサイトも、動画を埋め込むことでコンテンツの内容が幅広い視聴者に見てもらえるようになります。
コンテンツの閲覧数やユーザーの滞在時間の延長も期待でき、コンテンツの価値も上がっていきます。
バンド幅の節約
Youtubeの動画の埋め込みは、バンド幅の節約にも効果的です。
バンド幅は情報伝送の速さと容量を示すものであり、高いバンド幅は高速で多くの情報を伝えることができることを意味します。
インターネット回線を考えてみると、高いバンド幅を持つ回線は、多くのデータを高速で送受信でき、ウェブページの読み込みやビデオのストリーミングなどがスムーズに行うことができます。
一方、低いバンド幅を持つ回線では、データの伝送が遅く、読み込みなどにも遅延が発生します。
YouTubeには動画をストリーミング配信するための、大規模なデータセンターと高速なサーバーを備えてあります。
そのためYoutubeを開くとバンド幅を多く使用することになりますが、埋め込むことでYoutubeを開かずに自分のコンテンツで見ることができるので、バンド幅使用量を節約できます。
ユーザーエンゲージメントの向上
エンゲージメントとは、閲覧数やコンテンツの滞在時間、コメント数などの割合でウェブサイトがどれだけ関心を持たれているかの指標を差します。
そのエンゲージメントを向上させるのに、Youtube動画の埋め込みはかなり有効的です。
動画はテキストや画像よりも視覚的で引き込む力が高いため、視聴者がウェブサイトでより多くの時間を費やす可能性があるからです。
サイトの内容も膨らみ充実していることで、コメントやSNS等への共有も起こり、よりエンゲージメントの向上に繋がります。
SEOの向上
Youtubeの運営元であるGoogleは、SEO(検索エンジン最適化)と深い関りがあります。
まず、SEOとは検索エンジン最適化の略で、ウェブサイトやコンテンツを検索エンジンの検索で結果の上位に表示させるためのプロセスと戦略のことを言います。
SEOはウェブサイトの内容のわかりやすさ、見やすさ、言葉選びも影響しています。
そしてYoutube動画は、Googleの検索エンジン結果に頻繁に表示されます。
上記のウェブサイトにYoutubeの動画を埋め込むこと見やすくなることでSEO対策に繋がり、GoogleでYoutubeは頻繁に検索結果で表示されるため、これらを合わせると検索結果の上位表示に期待ができるようになります。
ブログやサイトに埋め込む方法
Youtubeの動画の埋め込み方法は、簡単でシンプルな手順のため、非常に覚えやすいです。
パソコンのやり方
まずは、パソコンで埋め込む場合の手順について紹介します。
①Youtubeで埋め込みたい動画を選択
②動画の下にある「共有」ボタンをクリック
③共有オプションから「埋め込み(＜＞)」を選択
④埋め込みコードが表示されたら、コード全体を選択し、コピーする
⑤ウェブサイトやブログの編集画面にペーストする
埋め込みコードはYoutubeによって、自動的に生成されます。
コピーして、サイトやブログに張り付けた後は一度保存をし、プレビュー画面などで正しく動画が表示されているか確認することをオススメします。
また、埋め込みコードの中にある幅や高さの数値を変更することで、動画のサイズなどをカスタマイズすることも可能です。
スマートフォンのやり方
Youtube動画の埋め込みは、スマートフォンでも行うことができます。
スマホでは、画面サイズやブラウジングの設定によって、動画の表示方法やレイアウトが異なる場合がありますが、パソコン同様にそのウェブサイト上で再生することも可能です。
①Youtubeのブラウザ版を開く
②Youtubeで埋め込みたい動画を選択
③動画の下にある「共有」ボタンをクリック
④共有オプションから「埋め込み(＜＞)」を選択
⑤埋め込みコードが表示されたら、コード全体を選択し、コピーする
⑥ウェブサイトやブログの編集画面にペーストする
ブラウザ版を開いた後は、パソコンで行う作業と同じです。
スマホでブラウザ版のYoutubeを開く手順は、こちらの記事でまとめているので参考にしてみてください。
埋め込みは著作権違反になる？
Youtube動画の埋め込みは、誰でも簡単に行うことができます。
ですがここで「他人がアップロードした動画をウェブサイトや動画に報告も無く載せてもいいのか？」と、疑問に思う方もいるのではないでしょうか？
結論から言うと、Youtubeの動画をウェブサイトやブログに埋め込む行為は、著作権違反にはなりません。
Youtubeの利用規約によると、埋め込みコードを利用して掲載する場合は問題がないと書かれています。
お客様は、YouTubeの事前の書面による承認なく、本サービスまたは本コンテンツのいかなる部分(本コンテンツ(以下に定義します。)を含みますが、これに限られません。)をもいかなる媒体によっても配布しないことに合意します。ただし、YouTubeが、かかる配布を可能にする本サービスの機能（Embeddable Player等）を提供している場合は除きます。
https://www.youtube.com/
ウェブサイトやブログにYoutubeの動画を載せたい場合は、必ずコードを用いて利用しましょう。
元の動画を他のソフトで切り抜いた動画、リンクをコピーして張り付けて載せるといった手順は、場合によっては著作権違反となり、大きな問題に発展する可能性もあります。
まとめ
今回はYoutube動画の埋め込みの仕組みや手順、メリットや著作権などの注意点についてまとめてみました。
Youtube動画の埋め込みは誰でも簡単に行うことができ、ウェブサイトやブログの内容を充実させる方法でもあります。
さまざまなメリットが期待できるので、ウェブサイトを運営している方は活用していきましょう！
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