普段からYoutubeを見ていると、動画の最後にエンディングが流れることがあります。
ほとんどのYoutuberがエンディング画面を入れており、動画に一体感が生まれるようになっています。
そこで今回はエンディング画面で期待される効果や設定方法、オススメのエンディング作成サイトなどについて紹介していきます。
エンディング画面の効果
エンディングとは、テレビ番組やドラマ、アニメなどが終盤に流れる終了画面のことを差します。
Youtubeでも取り入れているクリエイターが多く、全ての動画において一体感が生まれます。
チャンネル登録・高評価の推奨
エンディング画面は、最後まで動画を見てくれた視聴者に表示されます。
最後まで見たということは「楽しんでみていた」「興味がある」など関心があるからと思っていいもいいでしょう。
関心を持ってくれている視聴者に、チャンネル登録と高評価を推奨すると、してもらえる確率は高くなると言えます。
あらゆるチャンネルのエンディングを参考にして、取り入れてみましょう。
他の動画をオススメする
エンディングまで見てくれたということは、他の動画を見てもらえるきっかけに繋がります。
そこでYoutubeでは終了画面の設定を行うことで、エンディングに他の動画を貼り付けることができます。
再生回数の増加が期待できます。
ブランディング効果
エンディング画面は、ブランディング効果も期待できます。
例えば大手YoutuberさんのHIKAKINさんのエンディングは「登録~登録~登録~♪」という音楽が流れます。
HIKAKINさんの動画を何本か見ていれば、エンディングの音楽が記憶され、聞くだけでHIKAKINさんを思い出しますよね。
他のチャンネルでも「このエンディングと言えば○○」と浮かぶことがあるかと思います。
エンディングとチャンネルが固定されると、たとえチャンネルの名前を忘れても、エンディングで思い出すことができたりします。
このようにエンディングは、チャンネルのブランディングを固めていくことができ、チャンネルや動画の宣伝にも繋がります。
また、エンディングに限ったことではなく、オープニング動画でも同じような効果を得られることができます。
エンディングの設定方法
エンディング画面を動画に取り入れる前に、まずはエンディング画面を作成しなければなりません。
オリジナルで作成することもできますし、素材を使用したり、テンプレートを使用することも可能です。
Youtubeの終了画面一覧
Youtube Studioで動画をアップロードする際、終了画面という項目があります。
この終了画面では、チャンネル登録のボタン、次に視聴を促す動画を表示することができます。
ボタンと動画はYoutubeが用意しているテンプレートに沿って、設置することが可能です。
これが終了画面のテンプレートで、現段階では6種類あります。
動画だけ載せるテンプレートがありますが、登録者数を増やすためには〇のチャンネル登録ボタンは必須と言えます。
自分で作成する方は、このテンプレートに沿ったエンディングを作成しましょう。
注意点
エンディング画面を作成する場合、注意点に気を付けなければなりません。
表示させるには動画の長さが25秒以上
動画の終盤にエンディング画面を流す場合は、動画1本の長さが25秒以上なければなりません。
Youtubeのヘルプセンターには、「終了画面は動画の最後の5秒から20秒の間に追加」と書かれています。
なので25秒以下の動画は、エンディング画面を挿入、編集することはできません。
エンディング画面を表示させるには、必ず最後に20秒追加できるように配慮が必要です。
表示できない動画の種類がある
エンディング画面は25秒以上の動画でも、表示できない場合があります。
- 子供向けに作成された動画(YoutubeKidsアプリ)
- Youtube Musiciアプリ
- 360°動画
- フラッシュ動画
- モバイルウェブ(スマホでブラウザ版を開いた場合)
上記の場合はエンディング画面が表示されない仕様になっているので、設定もできません。
ただ、子供向けに作成された動画、Youtube Musicはアプリ以外(パソコン)で見ると、表示されるようになっています。
透かし、情報カードは非表示になる
動画を再生中に登録ボタンを表示させる「透かしボタン」というものがあります。
この透かしボタンはエンディング画面になると、自然と消える設定になっています。
なので消えていても、そういう仕様なので焦らないでください。
また「情報カード」といって動画、再生リスト、チャンネル、リンクを掲載し、チャンネルに関する情報をまとめたカードです。
透かしボタンと同じく、再生中の動画に掲載させることは可能ですが、終了画面には掲載されません。
オススメの作成サイト
Youtube用のエンディングを作る場合、一からすべて作る方もいれば、フリー素材なども用いて作る方もいると思います。
フリー素材に関しては、下記の記事でまとめているので参考にしてみてください。
中には、動画作成も初心者の方で「作り方がわからない」「動画の本編の編集でいっぱい」という方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、テンプレートから簡単に作成できるサイトを紹介していきます。
Canva
まず紹介するのは、キーワード検索で簡単にテンプレートから作成できる「Canva」です。
Canvaではプラン関係なく、商用利用可能の素材が展開されています。
Canvaのテンプレート検索で「Youtube エンディング動画」と検索すれば、クリエイターが作成したエンディング動画のテンプレ―トが多数表示されます。
書かれている文章を変更、グラフィックの位置も変更でき、自由にカスタマイズすることが可能です。
中には「プロ」と書かれている物がありますが、Canva proにアップグレードすることで使用することができます。
- 価格 年間プラン 12,000円
- 無料トライアルあり
- 1億点以上の素材(グラフィック、オーディオなど)が無制限に使用可能
もちろんフリーで使用することも可能です。
CanvaではYoutubeのサムネイル、動画の途中で入れるアイキャッチなども作成、テンプレートがあります。
デザインの勉強にもなるので、ぜひ利用してみてください。
利用規約はこちら。
ムビデコ
Youtuber向けの動画が用意されている、「ムビデコ」。
ムビデコは商用利用が可能で、動画に使用できる素材が多数用意されています。
文字やグラフィックなどのカスタマイズは出来ませんが、エンディングはもちろん、アイキャッチ、フレーム、合成素材などもあります。
カウントダウンなどの素材もあり、動画本編にも活用が期待できるサイトです。
カテゴリごとに検索ができるので、用途にあった素材を見つけることが可能です。
利用規約はこちら。
まとめ
今回はYoutubeのエンディング画面の効果や設定方法、オススメ作成サイトについて紹介してきました。
エンディング画面はチャンネルのブランディングにもなり、作成サイトもいくつかあるので、ぜひ動画に取り入れてみてください。
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